未経験からWEBデザイナーを目指すうえで、非常に多い悩みとして、
・どの転職サイトを使えばいいか分からない
・未経験OKの求人が見つからない
・必須条件を満たしてないけど、応募していいのか?
などがあると思います。
私自身も、数十個の転職サイトやエージェントを利用し、70社ほど応募し、まったくの未経験からWEBデザイナーになりました。
私も転職活動を始めた当初は、転職サイトをうまく使いきれず、かなり要領の悪い転職活動をしていました。
転職サイトにはそれぞれの特徴があり、間違った転職サイトで求人を探しているのは、森の中でコンビニを出店しているようなものです。
未経験から正社員WEBデザイナーになりたい方へ向けて、これだけは登録しておきたいおすすめの転職サイトをお伝えしていきますので、ぜひ最後までご覧にいただければと思います。
また、勉強をし始めた駆け出しWEBデザイナーも、どのような求人があるのか確認しておくことはとても大切ですので、ぜひご覧ください。
おすすめ転職サイト5選
未経験から転職活動をしていきたいなら、下記の5つは入れておくことをおすすめします。
この記事を見ている方は、「私はまだ転職活動しないからいいや」と思う方もいらっしゃると思います。
ただ、実際に求人を見てから、
・やっぱこれ勉強しておけばよかった
・こんなポートフォリオ作っとけばよかった
という後悔にならないように、もしまだ登録されていない方がいらっしゃったら、登録だけでもしてみることをおすすめします。
基本的に転職サイトやエージェントは無料ですので、市場調査という意味でも登録する価値がありますね!
doda
・圧倒的に豊富な求人数
・キャリアアドバイザーによる充実なサポート
・企業情報も盛りだくさん
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
求人数 | 117,100件 |
料金 | 無料 |
dodaの最大の特徴はなんと言っても、圧倒的な求人の数でしょう。
求人数が多いということは、それだけ転職の可能性が広がります。
また、転職サイトと転職エージェントが一体化しているのも、dodaの特徴です。転職サイトに不安があっても、キャリアアドバイザーに相談しながら進めることができるので、初めての転職でもしっかりサポートしてくれます。
転職サイトに絶対という基準はありません。ただ、特徴に合わせて様々な転職サイトを登録することで、より自分にあった求人探しを効率よく進めることができます。
また、今転職する気がない人でも、キャリアアドバイザーに相談することで、今の自分の価値を確かめることもできます。
dodaの求人数やサポート体制からみても、未経験からWEBデザイナー職を目指すなら登録しておいてもいいでしょう。
マイナビ転職
・いますぐ転職したい20代〜30代向けの求人が多め
・全国でも転職フェアをしており、UIターン採用等に強み
・業界、職種ごとの求人種類が豊富
運営会社 | 株式会社マイナビ |
求人数 | 17,400件(2022年2月時点) |
料金 | 無料 |
マイナビ転職は約678万人の会員数を誇り、転職するあらゆる方から信頼を集めているサイトになります。また若い人を採用したい企業が多く、20代の方にはマッチングしやすいのも特徴です。
新卒入社を経験した若い方であれば、新卒採用の時にマイナビという名前を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。私が新卒で就活をしていたときは、大きなホールで新卒フェアとかもやっていました。(1回来場するとクオカードがもらえたり、、、)
マイナビはこの他にも年代や業界、職種などに分けて様々な専門転職サイトを運営しています。特にクリエイター向けや20代向けもあり、転職のノウハウは豊富です。
20代でまずこれからのキャリアに不安がある等の方は、若手求人を得意としているマイナビエージェントからキャリアコンサルタントの方に相談してみるのもありでしょう!
いますぐ転職しない方でも無料で使えるので、使わない手はありません!
未経験からWEBデザイナーを目指すというのは、やはり分からないことだらけです。転職のノウハウのある転職サイトやエージェントを大いに活用していきましょう。
リクナビNEXT
・人材業界最大手の安心感
・転職サイトのお決まり
・地域ごとに分けても豊富な求人数
運営会社 | 株式会社リクルート |
求人数 | 約54,200件 |
料金 | 無料 |
リクナビは人材最大手であり、転職サイトに大手も大きな安心感があります。
WEBデザイナーになりたいという場合でも、何も迷いなくとりあえずこれは入れておきましょう。
最大手ということもあり、オリジナル自己診断シートや履歴書、職務経歴書のテンプレートなどのサポートは手厚くなっています。
また新着の求人数も多いのが特徴です。
WEBデザイナーの転職に限らず、転職サイトの求人応募は早めの新着をおすすめします。
採用担当は皆さんが思っている以上に皆さんと同じです。実際に採用担当をしていましたので、個人的な感想にもなりますが、当然採用担当は自社に都合のいいことしかしません。
皆さんも新卒で入社した際は、当然複数者面接を受けて、「第一志望に内定が出たら他のところはお断りしよう」というスタイルでやっていた方が多いと思います。
裏を返せば採用する人も、いい人が転職で見つかったら、最後の期間をまたずに求人が終了したり、他の方を落とすという可能性もあります。
そのため、求人にはなるべく早く応募していくことを心がけていきましょう!
エン転職
・オリコン顧客満足度調査「転職サイト」部門で3年連続1位
・掲載の約8割が他の転職サイトにない求人
・テーマや特集ごとに豊富な求人
運営会社 | エン・ジャパン株式会社 |
求人数 | 約6,000件 |
料金 | 無料 |
エン転職はオリコン顧客満足度調査「転職サイト」部門で3年連続1位をとった満足度の高い転職サイトです。
ただ、エン転職の強みは他にもあり、未経験からWEBデザイナーを目指す上で重要になるのは、掲載の約8割が他の転職サイトにない求人という部分でしょう!
確かに今まで紹介してきた求人サイトと比べて、求人数は少ないですが、大手がカバーしきれていない求人をエン転職ではカバーすることができます。
未経験から転職したいとき、この大手求人サイトでカバーしきれない部分にお宝が転がっています。
エン転職は上記の大手求人転職サイトと比べて、求人掲載費用が若干安くなっています。そのため、求人にお金を大きくかけたくない、でも大手転職サイトと遜色ないくらいの求人をしたい、と言った中小企業が集まります。
このような中小企業は、人手が足りない場合も多く、未経験からでもポテンシャルで採用している求人もあったりするので、WEBデザイナーを目指す方は登録しておきましょう。
FindJob
・IT、WEBに特化した転職サイト
・全体の求人数が少ないが、第二新卒、未経験求人が多い
・企業と応募者のマッチ度合いが見えるようになっている
・ベンチャー、中小企業から大手企業まで求人は様々
・クリエイティブ職の求人が圧倒的に多い
運営会社 | 株式会社ミクシィ・リクルートメント |
求人数 | 600件 |
料金 | 無料 |
ITやWEBに特化した転職サイトになっており、WEBデザイナーを目指すのであれば入れておきたい特化型の求人サイトになります。
このFindJobの特徴として、プロフィール欄に記載した自分の経歴と、企業との相性が数字として表されるので、マッチングしている会社を見つけやすいという特徴があります。
また、FindJobは掲載費が非常にやすいプランからあり、採用側も大手転職サイトに掲載できないような中小企業やベンチャーが多いイメージです。
あとで詳しく説明してきますが、掲載費が安いということは、採用側も未経験者を採用しやすいということになります。1人採用するのに100万単位でかかる場合、わざわざ本当に活躍するかわからない未経験者を博打で採用するより、経歴を残している経験者を取りたいですよね。
こう言った意味でも、掲載費用が安い求人サイトは、採用する側の心理的にも未経験者を取りやすいかもしれません。
実際、私が通っていたWEBデザイナーの訓練校では、このFindJobを利用して転職活動をしている人が多くいました。
未経験からWEBデザイナーになる場合、こう言った採用する側の心理もよく考えて調べてみましょう。
転職サイトを選ぶポイント4選
上記のおすすめも含めながら、ここからは未経験の方がどのような基準で転職サイトを選べばいいのか、私の経験や友人からのお話をもとにお伝えできればと思います。
未経験者がWEBデザイナーを目指す人の、転職サイトの選び方ポイントは以下の通りです。
・求人が多いサイトを選ぶ
・未経験者は特化型より総合型
・掲載料金が比較的低いサイトがねらい目
・1つよりも複数に登録する
WEBデザイナーに就職しようとすると、
「たくさんありすぎて、どの転職サイトを使えばいいか分からない」
という悩みに一度は当たるのではないでしょうか。
転職サイトは数多く存在し、使う人や目的によって求人内容も大きく変わってきます。そのため、おすすめのサイトを1つ登録すればいいというわけではなく、バランスよく、自分に合った転職サイトを探すことが重要です。
最初は複数のおすすめの転職サイトに登録してみて、だんだんと自分にあった転職サイトに注力していくのが良いでしょう。
求人が多いサイトを選ぶ
1つめのポイントは求人数です。
これは当たり前ではありますが、意外と気にせずに適当に選んでいる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
求人が多くなれば、未経験歓迎の求人の割合も増えますし、求人数の多い転職サイトは転職サポートのノウハウも豊富になります。
知らない場所に行って素人に街案内をしてもらうより、街中を知り尽くした人気者に案内してもらった方が安心ですよね!
基本的にみなさんの知ってるような有名な転職サイトは、多くの求人数があります。
その場合は比較的に未経験者の数を見て、多い転職サイトを探していきましょう。
未経験者は特化型より総合型
2つ目のポイントは、特化型よりも総合型の転職サイトを使ってきましょう。
転職サイトには主に特化型と総合型があります。特化型は特定の業界の求人に強みを置いており、専門学校のような存在です。
総合型は幅広い業界、職種の求人が存在しており、幅広く学べる大学のようなイメージです。
行きたい業界が決まっている方、もしくはその業界で活かせるスキルを持っている方は効率よく探すことのできる特化型がいいでしょう。
ただ、特化型は基本経験者優先の求人ばかりになってしまいます。そのため未経験者が特化型でWEBデザイナーを目指していくことは非常に難しいのではないでしょうか。
そこで未経験者がWEBデザイナーを目指すのであれば、やはり未経験者の求人数が多く、幅広く可能性を探すことのできる総合型の転職サイトをおすすめします。
掲載料金が比較的低いサイトがねらい目
3つ目のポイントは掲載料金の低いサイトを使うことです。
転職サイトを使用するとき、転職する人もいれば採用する人もいることを忘れてはいけません。
つまり、採用する企業もメリットの大きい転職サイトを選んで求人を募集しているのです。
様々な転職サイトがありますが、お金の発生方法はそれぞれです。
たとえば、有名な総合転職サイトは期間が決められていて、定額で支払うタイプが多いです。また、人材紹介のように1人採用するたびに数十万円かかるような手数料タイプもあります。
私自身、前職で採用担当をしていたので、企業は採用目的に合わせて転職サイトを使い分けることはとても実感しています。
企業が高いお金でも払うのは、経験のある即戦力を取りたい場合や、優秀なポテンシャルのある人材を取りたい場合が多いでしょう。
ただ、未経験WEBデザイナーは経験者と同じ土俵で戦うことは難しいですし、ポテンシャルを証明するのも相当困難ですよね。
そこで、未経験の方は、優秀な人材を求めているけど、あまり採用に経費をかけたくない企業の求人を狙っていくのが未経験からWEBデザイナーを目指していく上で重要になっていきます。
1つよりも複数に登録する
ここまで転職サイトのおすすめをいくつかご紹介してきましたが、決して1つしか転職サイトを使ってはいけないというルールはありません。
できる限り、数多くの求人に目を通すことが判断するために必要になります。ですので、おすすめの転職サイトは全て登録しておくくらいの気持ちでもいいでしょう。
私が未経験から転職活動をしたとき、結果的に70社以上にエントリーして書類通過率は10パーセントにも満たない結果となりました。できるかぎり多くの転職サイトを利用して、自分に合った求人が多い転職サイトを見つけていきましょう。
エージェントを利用した方がいい人
ただ、自分でやっていても分からないという人や、誰かにサポートしてもらいたい、という方もいるでしょう。
そんな方は転職エージェントを使ってみるのもありです。
転職エージェントとは、エージェントと言われるキャリアコンサルタントの方が、応募者のキャリアや要望に合わせて求人を紹介、転職サポートをしてくれるサービスです。
実際、私も転職エージェントで転職しました。通常の転職サイトだと面接で失敗したらそれで終わりですが、転職エージェントを使うと、面接後も応募者の意欲や思いを企業に伝えてくれます。
また、マッチングを重要視してくれて、入社までにお互いの認識にずれが生じないように、できるかぎり企業情報を提供してくれます。
つまり、、、
・自分で魅力を伝えられない
・何が向いているのか分からない
・調べ方が分からない
というような方は、ぜひ転職エージェントの使用も考えて見てはいかがでしょうか。
おすすめの転職エージェント
それではここでサポートがしっかりしており、求人数も多いおすすめの転職サイトをご紹介してきましょう。
・doda
・リクルートエージェント
・マイナビエージェント
個人的には、dodaのエージェント経由で、私も全くの未経験から化粧品メーカーのインハウスWEBデザイナーになることができました。
求人数も多く、面接後もサポートが多いため、あなたの転職活動の支えになってくれるでしょう。未経験から転職する悩みというのは、意外と誰に話せばいいのかわかりません。
ちょっとした悩みや、どう行動していけばいいのか、そういった悩みもエージェントの方たちは優しく答えてくれます。
また、エージェントの利用料金は完全に無料です。理由は企業側が採用する際に多額のお金を払っており、またエージェントも企業と応募者をマッチさせることで成果報酬がもらえる仕組みになっているのです。
エージェントは応募者をなんとしても企業に合格させてあげたいと思っているため、企業にも応募者にも丁寧に対応してくださるのです。
ここまで聞いて、エージェントってめっちゃいいじゃん、と思うかもしれません。
ただ、デメリットもあるので、それらをよく考えて登録していきましょう。
デメリットとしては、未経験求人が少なめということでしょう。
求人をかける企業は、エージェントを利用するのに1人あたり100万程度の費用を支払います。普通の転職サイトよりも数倍コストがかかる分、よりポテンシャルが見込めて、より即戦力になる人を求めています。そのため、未経験者大歓迎というような求人は少なく、細かく条件が設けられている企業が多いのは事実です。
ただ、未経験者でも可能な求人はあります。エージェント応募では、まずエージェントの方が企業に書類を通しても大丈夫か、企業が求めている人材なのか、という判断があります。未経験者の場合、ここが通らない場合が多くありますが、ポテンシャル重視の企業なら十分可能性はあります。逆に通過すればエージェントのお墨付きがもらえて、面接などのサポートも充実しています。
私も何十件も応募して通った1通でしたので、とにかく応募してみるのもありです。また今転職をしなくても、転職市場で自分のスキルがどのくらい通用するのか、エージェントに確認ができるので、ぜひいますぐ転職したい人以外の方も登録してみることをおすすめします。
転職サイトやエージェントで自分の価値を知ることは、1秒でも早くやっておくことが大切です。
受験の時に模擬試験を受けて合格判定を確認したように、転職したい職種や業種に対して自分はどの位置にいるのか、登録をして確認してみてはいかがでしょうか。
さいごに
ここまでご覧になっていただき、ありがとうございました!
WEBデザイナーになりたいという方は年々増えています。ただ、実際にまだWEBデザイナーについてよくわからないという方も多いでしょう。
WEBデザイナーの働き方などについて詳しく説明している記事もありますので、ぜひそちらも参考にしていただけたらと思います。
https://aoi-penguin.com/webdesigner-work/